訳者一覧:
 設定ファイル (cf)
 はじめに
 典型的な .mc
 M4 入門
 /etc/mail/
OSTYPE 定義
 LOCAL_MAILER
 USENET
 SMTP
 UUCP
 FAX
 POP
 Procmail
 mail11
 phquery
 cyrus
 qpage
DOMAIN 定義
MAILER 定義
FEATURE 定義
 HACK 機能
 サイトの設定(旧式)
 UUCP メイラ
 書換規則の微調整
LOCAL_RULES
  LOCAL_CONFIG
 マスカレードと中継
 LDAP
 LDAP 再配送
 ANTI-SPAM (未完)
  中継
  送信元の確認
  データべース(アクセス表)
  MAPS プロジェクト
  アクセス表の左項で微調整
  Delay all checks
 STARTTLS
  中継
  Received: ヘッダ
 SMTP 認証
 メイラ・ルールセット追加
 メールフィルタの追加
 待行列の追加
 SMTP 以外の設定
 私は誰ですか?
 複数のホスト名
 MAILERTABLE
 USERDB で氏名との対応付
 その他雑多な特殊機能 (+)
 セキュリティ
 詳細な設定 (confXXXX)
 メッセージ送信
 Map Formats
 src ディレクトリ構成
 Administrative Details
  RULESETS
  MAILERS
  MACROS
  CLASSES
  M4 DIVERSIONS
 日本語訳変更点

この画面は http://home.jp.FreeBSD.org/~koga/cf/ から勝手に持って来て自分用に見易くしたものです。 原本の更新よりも古い可能性があります。
http://www.sendmail.org/m4/intro.html

典型的な .mc

divert(-1) # Copyright (c) 1998-2001 Sendmail, Inc. and its suppliers. # All rights reserved. # Copyright (c) 1983 Eric P. Allman. All rights reserved. # Copyright (c) 1988, 1993 # The Regents of the University of California. All rights reserved. # # このファイルを使用するには、sendmail の配付物のトップレベル # のディレクトリに用意されている LICENSE ファイル中で明示され # ている用語と条件に同意すること。 # # このファイルは HP-UX 9.x 用の Berkeley 固有の設定ファイルで # す。Berkeley の計算機科学部でのみ適用できるものですので、他 # では使用するべきではありません。sendmail の配布ファイルにサ # ンプル目的としてのみ含まれています。利用者が自身の設定ファ # イルを作成するためには、適切なドメインファイルを ../domain # サブディレクトリ配下に作成し、後に出てくる `DOMAIN' マクロ # でそのファイルを参照するように変更し、できあがったファイル # を好きな名前にコピーしてください。 divert(0)
divert(-1) を指定することで、出力ファイルにごみが含まれなくなります。 著作権表示は、ご利用になるサイトの法務部門が要求するものに置き換えても 構いません。サンプルファイルに含まれている表示は、我々の法務部門が要求 したものです。なお、copyleft は著作権の一種です。divert(0) の指定で、 それ以後では通常の出力を行なうようになります。
VERSIONID(`')
VERSIONID は、出力ファイルに版情報を書き込むための機能です。 SCCS, RCS, CVS などを使用してもよいですし、この行全体を削除しても構い ません。ここで指定するバージョンは、SMTP greeting メッセージに含まれる バージョン id とは違うものです。バージョン id は、m4/version.m4 で定義 します。
OSTYPE(`hpux9')dnl
OSTYPE の指定は必須です。OSTYPE を指定することで、help ファイルや status ファイルのパス名や、ローカルメイラに与えるフラグ、その他重要な 事項を適切に設定することができます。この行を省略した場合、cf を を作成しようとしても、エラーになります。 どのような OS の名前が使えるかは、 ostype ディレクトリの内容を参照してください。
DOMAIN(`CS.Berkeley.EDU')dnl
上記の例は Berkley の計算機科学部固有のものです。
通常の場合、この代りに
DOMAIN(`generic')
とすることで、うまく働く十分な定義が得られると思います。 もしそれで十分でなければ、 利用する環境に合致するようなドメイン定義を作成することができます。例えば、
MAILER(`local') MAILER(`smtp')
上記二行の記述は、 Berkley の計算機科学部で一番良く使われる設定として利用されているメイラです。 (実際には) local メイラは必ず自動的に読込まれます。

注意:
MAILER の定義は、必ず設定ファイルの最後に書きます。 また MAILER(`smtp') を必ず先に、その後に MAILER(`procmail') と MAILER(`uucp') を書きます。 通常は、以下の順で記述します。

VERSIONID OSTYPE DOMAINs FEATURES local macro definitions MAILER LOCAL_RULE_* LOCAL_RULESETS
しかし、この順序には若干の例外があります。 上では FEATURE/local macro definitions の順に書いてありますが、実際には、 FEATURE() に影響を与えるローカルマクロ定義は、 逆に、その FEATURE() の前に定義がなされていなければなりません。

たとえば、define(`PROCMAIL_MAILER_PATH', ...) は FEATURE(`local_procmail') の前に記述します。

この画面は jeedosaquin を使って表示しています。

Copyright cf Project

これらの画面は http://home.jp.FreeBSD.org/~koga/cf/ から勝手に持って来て自分用に見易くした(つもりの)ものです。 原訳の更新よりも古い可能性があります。
英語版: http://home.jp.freebsd.org/~koga/cf/README.orig
Last Update: Sat, 07 Jun 2014 13:16:17 GMT 1.66 2008/03/08