http://www.sendmail.org/m4/intro.html
典型的な .mc
divert(-1)
# Copyright (c) 1998-2001 Sendmail, Inc. and its suppliers.
# All rights reserved.
# Copyright (c) 1983 Eric P. Allman. All rights reserved.
# Copyright (c) 1988, 1993
# The Regents of the University of California. All rights reserved.
#
# このファイルを使用するには、sendmail の配付物のトップレベル
# のディレクトリに用意されている LICENSE ファイル中で明示され
# ている用語と条件に同意すること。
#
# このファイルは HP-UX 9.x 用の Berkeley 固有の設定ファイルで
# す。Berkeley の計算機科学部でのみ適用できるものですので、他
# では使用するべきではありません。sendmail の配布ファイルにサ
# ンプル目的としてのみ含まれています。利用者が自身の設定ファ
# イルを作成するためには、適切なドメインファイルを ../domain
# サブディレクトリ配下に作成し、後に出てくる `DOMAIN' マクロ
# でそのファイルを参照するように変更し、できあがったファイル
# を好きな名前にコピーしてください。
divert(0)
divert(-1) を指定することで、出力ファイルにごみが含まれなくなります。
著作権表示は、ご利用になるサイトの法務部門が要求するものに置き換えても
構いません。サンプルファイルに含まれている表示は、我々の法務部門が要求
したものです。なお、copyleft は著作権の一種です。divert(0) の指定で、
それ以後では通常の出力を行なうようになります。
VERSIONID(`')
VERSIONID は、出力ファイルに版情報を書き込むための機能です。
SCCS, RCS, CVS などを使用してもよいですし、この行全体を削除しても構い
ません。ここで指定するバージョンは、SMTP greeting メッセージに含まれる
バージョン id とは違うものです。バージョン id は、m4/version.m4 で定義
します。
OSTYPE(`hpux9')dnl
OSTYPE の指定は必須です。OSTYPE を指定することで、help ファイルや
status ファイルのパス名や、ローカルメイラに与えるフラグ、その他重要な
事項を適切に設定することができます。この行を省略した場合、cf を
を作成しようとしても、エラーになります。
どのような OS の名前が使えるかは、
ostype ディレクトリの内容を参照してください。
DOMAIN(`CS.Berkeley.EDU')dnl
上記の例は Berkley の計算機科学部固有のものです。
通常の場合、この代りに
DOMAIN(`generic')
とすることで、うまく働く十分な定義が得られると思います。
もしそれで十分でなければ、
利用する環境に合致するようなドメイン定義を作成することができます。例えば、
MAILER(`local')
MAILER(`smtp')
上記二行の記述は、
Berkley の計算機科学部で一番良く使われる設定として利用されているメイラです。
(実際には) local メイラは必ず自動的に読込まれます。
注意:
MAILER の定義は、必ず設定ファイルの最後に書きます。
また
MAILER(`smtp') を必ず先に、その後に
MAILER(`procmail') と MAILER(`uucp') を書きます。
通常は、以下の順で記述します。
しかし、この順序には若干の例外があります。
上では FEATURE/local macro definitions の順に書いてありますが、実際には、
FEATURE() に影響を与えるローカルマクロ定義は、
逆に、その FEATURE() の前に定義がなされていなければなりません。
たとえば、define(`PROCMAIL_MAILER_PATH', ...) は
FEATURE(`local_procmail') の前に記述します。
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