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【新しいメーリング・リストを追加する】

以上で Majordomo の設定が出来たのですが、 実はこれでは、まだ実際のメーリング・リストは 出来ていません。実際に設定する方法については NEWLIST という英語の説明があります。 その設定をするときは $listdir (例えば /var/majordomo/lists ) の下にいくつか譜を作っ たり、勝手に出来たりするのですが、どのような ものがあるのかは 表「lists の下の file」にまとめておきました。

簡単に言えば、

ことです。前の二つは例えば /var/majordomo/lists の下に aliases は /etc/aliases または /etc/mail/aliases などになります。

ml_name

ml_name を作るにはとりあえず空の譜 (大きさ 0 の file) を作ればいいので、例えば touch ml_name とします。

ml_name.info

ml_name.info の方は入会時や、info ml_name と いう操作をした時に送られるもので、その Mailing List の説明を書きます。

ml_name.info に日本語を書く場合漢字コード は jis (iso-2022-jp) を使うか、送信時に jis になるように注意します。majordomo.cf の 48 行目の $sendmail_command に漢字コード変換が 入っていれば大丈夫でしょう。

aliases

aliases の方は図 「majordomo で使われる宛先 とその使われ方」 の中の「実際の各 list の aliases の設定例」の項目に書いてあるようなこ とを aliases に書き加えて newaliases をして おきます。( /etc/aliases または /var/majorodomo/aliases) 設定が終ったら、
config <ml_name> ml_name.admin
という内容のメールを を majordomo@機械名宛に送ると その ml_name に対応した ml_config が出来ます。

パスワードの文字列 、つまり ml_name.admin という文字はこのまま 入力します。 (とは言っても ml_name の部分は御自分の ML の名前であり、 .admin がそのままという意味で、全体として任意の文字列ではないとい う意味です) これは、管理 password ということになります。 このままではこの文字列は (誰が作ったものも同じになってしまって) うまくないので、変更します。

変更の方法ですがそれには、 config をした時に返送されて来た config の全文を保存した上で、 それに必要な変更をして、その変更した全文を送り返します。

必要な変更(例えば admin_passwd = newpassword の行などを変更) したら、それを次の行
newconfig ml_name ml_name.admin の次(下)に全てを付けて、 メールを majordomo@機械名宛に送ります。 (一行や、一部だけ変更するということは出来ないので、 全文を送ります。) また、メールの最後までが ml_name.config に採用されるので最後に余計なもの を付けないようにします。

Majordomo はメールでもこのように操作が出来るので、 こう説明しましたが、 /var/majordomo/lists の下に出来ている ml_name.config を手で編集しても同じなので、機械が手元にあるなら、 そうした方が簡単だと思います。

ml_name.config の中の設定の説明をすること
が出来ないのですが、次のものが良く変更され
る部分ではないかと思います。
  subscribe_policy
  subject_prefix
  which_access

次は smtpfeed です。
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