Last Update: "2007/07/27 22:33:33 makoto"
sysinst
sysinst
は NetBSD 標準の設置系 (installer) です。
【全体の流れ】
sysinst が起動した時では、大きくは次の七段階を実行します。
-
(入口) -- Welcome (言語、Install/Update/Re-install 等を選ぶ)
- (設置先) --
設置先 disk を指定。一つしかない時には確認。
- (初期化の種類) --
disk の区画と初期化(Install) または確認(Upgrade,Re-install)
- (設置区分) --
設置種別の選択 (全部 = Full or 一部 = Custom)
- (媒体) --
どの媒体から読むかを選択 (その後実際に *.tgz 形式を開ける)
-
device file を作る (/dev/*, ./MAKEDEV)
-
後始末
主な岐路
結局のところ、分れ道がいくつもあるので、全てがうまく行くには、
何回かの試行が必要かも知れません。
しかし、初めてで、disk は全部使って良くて、CD-R から入れるという
ことなら、選択は限られます。
選択肢 | 新規・全体・CD-ROM の時 | D: に追加
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Install か Upgrade か | Install
| どの disk を使うか(一台しかなければ、単に確認) | wd0
| disk の全てを使うか一部を使うか
(他の OS を入れるかどうか)
| 全体 | 一部
| 既存の disklabel を使うか、新たに区画するか | 新規
| NetBSD の全体を入れるか一部か | 全部
| 設置媒体は何にするか | CD-ROM
| (ネットワークを使う場合には、その設定) | --
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試して見る
「起動だけして、disk を書く以前のところまで試す」
ことも当然可能ですが、良く分っていないと本当に消してしまうので注意は必要です。
実はかなりのところまで、disk には何も書かないで進みます。
- sysinst の流れ(一例)
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http://www.ki.nu/OHP/macppc/sysinst-flow.html
- NetBSD/i386 3.0.1 CD-ROM の場合
-
http://www.ki.nu/software/sysinst/index.html
起動するには
sysinst の説明はあっても、
どうやって起動するのか分らなければ試せません。
sysinst 起動
に続く
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